ということは知識としては知っていたが、実際にどの程度影響があるものなのかテストしてみた。
テストはレンズキャップをつけたままファインダー接眼部へGENTOS BR-1000R(600ルーメン)を密着させた状態でSSを変えながら適正露出となるくらいの明るさを探して撮影。
SD1 MerrillでSS1秒が下の写真。
【SIGMA SD1 Merrill, Art 35mm F1.4, @35.0 mm F16.0, 1, ISO100, 0EV】
随分とカラフルになった。明るさの分布も左右が明るく、また変な模様のような状態となっている。サブミラーの形でも浮かんでいるのだろうか。
直射以外に斜め上から、斜め下からも試してみたが、ほぼ何も写らなかった。
次にα900でSS1/8秒が下。
【SONY DSLR-A900, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM (SAL2470Z), @24.0 mm F2.8, 1/8, ISO100, 0EV】
SD1に比べ色は単色、明るさの分布は上部に四角い暗い部分が見えるが、殆ど画像上側を中心になだらかに変化している。
SD1ではSS1秒でほぼ適正露出に写ったが、α900はSS1/8秒でややアンダー目となっている。漏れる光はα900のほうが8倍近く多いようだ。
しかしα900にはアイピースシャッターが内蔵されており、それを閉めた場合は一切光は写らなかった。写真はただ真っ暗なだけなのでいちいち載せはしない。
実際の撮影で影響が出るかと言われると、多分センサーに到達する光による影響はほぼないと思う。BR-1000Rの明るさと同等な光がファインダーに入ってくる状況は考えにくい。どちらかというと露出計が迷光を拾ってアンダーになることのほうが問題になるだろう。
SD1の迷光防止は、アイカップを取り外し同梱されているアイピースカバーをはめる方式となっている。正直これは面倒くさい。SD1後継機ではアイピースシャッターを内蔵してもらえるとありがたい。
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