Mazda Demio XD Tailored Brown


 最強の撮影機材とは何か?
 風景を撮るものにとっての一つの答えが「車」である。


 というわけでデミオを購入。
 グレードは2016年10月に加わった特別仕様車のXD Tailored Brown。色はもともとディープクリスタルブルーマイカを選ぶつもりだったが、実物はカタログよりも随分と色が濃く、エターナルブルーマイカを確認したらこちらのほうがイメージに近かったためエターナルブルーマイカにした。カタログの色、実物とあまりに違いすぎません?

マツダのカンタン見積り上でのエターナルブルーマイカ

 なぜデミオにしたかというと、ディーゼルが面白そうでデカい車が嫌いだったから。国産車でディーゼルかつコンパクトカーとなるとデミオ一択となる。
 あとは見た目も好きなタイプで評判もよさそうだったからだ。
 正直、車は一生買わないと思っていたので知識が殆どない。本当にこの程度の理由で決めた。

 燃費はまだ少ししか乗っていないが、カタログ燃費26.4km/lに対して下道で22km/lほど、高速で25km/lほどだった。
 しかし燃費と軽油の価格差でガソリン車との差額が回収できるかと言われると、特に計算はしていないがまあ無理なんじゃないだろうか。


 内装も特別仕様車だけあって質感は高い。今までほとんどレンタカーしか運転したことがない人間にはとても高級に思える。
 特別仕様車でない上のグレードでL Packageというものがあるが、本革シートというのが気に入らない。冬寒いし、汗をかく場所に革は使いたくないのだ。
 Tailored Brownに使われているグランリュクスという素材は人工皮革という話だったので、私にはこちらのほうが好みだった。


 また、一点不満がある。ネット上でも非常に評判が悪い、マツダコネクトだ。ナビ自体は日本製のソフトウェアに変更されたとのことで機能自体は特に悪いとは感じなかったが、起動が遅い。遅すぎる。この起動の遅さだけはなんとかしてほしい。


 2016年10月の年次改良でアダプティブLEDヘッドライトやG-Vectoring Control、クルーズコントロールなど新機能が色々と追加された。ALHなどは上位車種のアテンザよりも高性能になっている。このあたりマツダはペンタックスと似た印象だ。
 残念なのは自動ブレーキ機能が最新のアドバンストSCBSでない点だ。予防安全性能試験でアクセラが最高得点を取ったが、デミオに搭載されているのはミリ波レーダーしか使用しないSCBS、SBSだけだ。歩行者検知もない。アクセラよりも車重が軽いデミオに搭載されていれば日本一安全な車になったのではないだろうか。
 安全性という重要な部分でケチるようなことはしてほしくなかった。ALHや車線逸脱警報のためにカメラを積んでいるのだし、フレームが共通のCX-3では採用しているのだから、搭載できないわけがない。せめてオプションで選ぶことができればよかったのだが。

 後席についてはオマケでついてるレベルとも言われるデミオだが、助手席に乗せる人のあてすらないので全く困っていない。
 助手席に乗るのは愛しのカメラだけだ。

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