いわゆるサンニッパズーム。
ズームと呼ばれてはいるがバリフォーカルだ。250mm〜300mm間あたりでピント位置がかなり変化する。
このレンズはtwitterで中古売買したものをマウント交換したものだ。本当は新品購入するつもりだったが、マウント交換の費用を含めても相場より安く手に入ったため中古で購入となった。
まずは新レンズ恒例の解像力テスト撮影を行った。
今回からsd Quattroのライブビュー拡大MFが使用できたため、非常にやりやすかった。隅部分の拡大もAFポイントを9点選択から自由移動にして目一杯端を選択すれば問題なく拡大できた。
テスト対象は星を撮ったのだが、結果として開放で中央でも隅でも2xテレコンを噛ませても何の問題もない点像にしか写らなかったため割愛する。
撮影中に気付いたが距離目盛の無限遠ではオーバーインフだった。これは個体差もあるかもしれない。
では作例。
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @300.0 mm F5.6, 1/500sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @300.0 mm F5.6, 1/800sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @300.0 mm F5.6, 1/500sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @120.0 mm F2.8, 1/250sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @300.0 mm F4.0, 1/800sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @145.0 mm F2.8, 1/800sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @300.0 mm F2.8, 1/1600sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @120.0 mm F2.8, 1/640sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @300.0 mm F2.8, 1/3200sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @171.0 mm F2.8, 1/1600sec, ISO100, 0EV】
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @120.0 mm F4.5, 1/6000sec, ISO100, -1.7EV】
撮影に出かけたときはテレコンを忘れていったのでテレコン使用の作例はない。
撮影して気づいたが、このレンズの逆光耐性は低い。以下の2枚を見てもらえればわかるだろう。
【SIGMA SD1 Merrill, Sports 120-300mm F2.8, @120.0 mm F5.6, 1/250sec, ISO100, 0EV】
【sd Quattro, Sports 120-300mm F2.8, @300.0 mm F2.8, 0.3sec, ISO100】
ゴースト・フレアが盛り沢山だ。
ただ、2枚目のゴーストはズーム域によっては目立たなくなっていた。ここまではっきりと出るのは広角端・望遠端だけで、中間域ではマシになる。マシというのも出なくなるわけではなく、面積が広がって薄くなるといった形だ。
私の持つ中では最も重い3kg超えのレンズであり、過去にCP+などで触ったところでは手持ちは厳しいかもしれないと思っていたが、実際に使ってみれば十分手持ち可能だった。
翌日筋肉痛にはなったが。
これでテレコン使用を考慮すればSAマウントで換算12mmから換算900mmまでをカバーできるようになった。
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